ARPAインターネットテキストメッセージ形式の標準に対する拡張: X-Daughterフィールド

X-Daughter: とは

電子メール(およびニューズ)のメッセージ(RFC 2822)は本文(body)の前にヘッダがあり、"フィールド名: 内容"という形式になっている。これらのフィールド名およびその役割はRFCで規定されているが、 X- で始まるフィールド名はユーザー定義フィールドとして自由に利用できることになっている。

X-Daughter: は自分の娘として愛でたい(いろいろな意味で)、もしくは慕いたい(いろいろな意味で)人の名前を入れるフィールドである。X-Moeの派生形と考えると良い。

X-Daughter: の規格

X-Daughter: はユーザー定義フィールドのため厳密な規格は存在しないが、以下に推奨する形式を示す。

• 空白文字で区切り、一行に複数の名前をいれることができる。その際に名前の後ろにコンマ "," を入れても良い。
  
• 複数のX-Daughter フィールドを持つことができる。
  
• US-ASCII 以外の文字を入れる場合にはMIMEエンコードする。 その際、区切りの空白・コンマはエンコードしない。
  
• 生物学的理論上はX-WifeもしくはX-Husbandとの併用が必要となるが、養子でも良いという場合は単独での利用も許される。
  

例

実際に、みらいちゃん(ママは小学4年生に登場する赤ちゃん)、を入れる場合の例を以下に示す

X-Daughter: =?iso-2022-jp?B?GyRCJF8kaSQkJEEkYyRzGyhC?=

関連サイト

• ARPAインターネットテキストメッセージ形式の標準に対する拡張: X-Moeフィールド
  
• ARPAインターネットテキストメッセージ形式の標準に対する拡張: X-Wifeフィールド
  
• ARPAインターネットテキストメッセージ形式の標準に対する拡張: X-Husbandフィールド
  
• ARPAインターネットテキストメッセージ形式の標準に対する拡張: X-Sisterフィールド
  
• ARPAインターネットテキストメッセージ形式の標準に対する拡張: X-Brotherフィールド
  
• ARPAインターネットテキストメッセージ形式の標準に対する拡張: X-Maidフィールド
  
• 通信用語の基礎知識